プロとアマチュアの差。(習慣継続100日目)
エヴァンゲリオンの監督、庵野秀明さんとのコラボ対談があったので観てみた。
そこで、庵野監督が
『商業的にやるということは大衆が望む物を提供しないといけない。』
『作品は誰の目にも触れられないのであれば、ただの動画データですからね。』
…と、言っていたのをみて、非常に考えさせられた。
アマチュアのアーティストにしばしば垣間見られるのは、庵野さんの考えの全くの逆で、
"自分のやりたいことを優先して、結果、誰にも気付かれずにその作品がただのデータになっちゃってる。"
…って、事が多いなって。
"自身の作品は、その作品から放たれる、その魅力自体で人を自然に引き付けられる筈っ!"
…等と、自身の作品への過剰な自信と期待などから、その作品の積極的な営業活動とまでは足が動かない。
庵野さん程のもの作りの天才が作る作品がより商業的で大衆向けに意図されていたり、その作品に対して積極的に営業活動をなされておられるのに、
庵野さんより無名過ぎるアマチュアのアーティストらがそれらを怠っていて、尚且つプロの土壌に上がりたいとは烏滸がまし過ぎるなと感じた。
もちろん趣味というのなら、それで全然良いと思うんだけど。
趣味とは自分自身への為に行ってあげる事だから。
プロとアマチュアの差を改めて明確にするひと場面だった。