dis's habits.

習慣としての日記付け。

絵を仕事化するにはその技術以外の能力も必要だと思った。(習慣継続59日目)

知り合いの社長に描いている絵を見せてみたら、「うちの会社のデザイン全部任せるし、それが出来たらそれを使って、お得意先にも営業かけてやるから、頑張れよ!」と、言って頂けた。

 

お金目的で始めた訳ではない趣味”絵描き=好き”に思わぬマネタイズのきっかけ。

 

絵を描くスキルとは別にそれを仕事に繋げる能力はまた別だと思っていて、社会性のスキルもまた同時に磨いていかないと、その技術は社会に出て行くことがなく、自分の中でしまわれたままなんだなと思った。

 

そういった意味では自分の過去に歩んできた道はそういう事に対しては特化していたので、この場面に繋がったのだと感じた。

 

過去、あるアプリ開発の指揮に立つ機会があった際、エンジニアの人間とそのアプリについての使用感に対しての会議をする事が過去にあって。

 

彼ら専門職だけにしか分からない専門用語を多分に用いて会話をしてくるので、指揮をするこちら側が一回一回その専門用語の意味を確認しながら話を進めていかなければならず、お互いにストレスが溜まったと思うし、何よりスマートな会議とはいえなかった。

 

こちら側もやろうと思えば、彼らの経験には無い、金融の専門用語や経営の専門用語を交えて会議をする事も出来るが、それをせず、一つ一つ噛み砕いて説明をする。

 

それは、英語しか通じないアメリカ人に日本語オンリーで会議を進めても、その会議は充実しないのと一緒だと思うから。

 

そういう様子を見ると大半のクリエイターはコミュニケーションが自己完結で終始することが多く、相手の目線に腰を下げて、専門用語を噛み砕いて誰もが分かる様、一段階、抽象的な言葉に変換するコミュニケーションが取れない人間が比較的多い傾向にあると思った。

 

逆にクリエイターの業界で商業的に大きく成功されている方のSNSなどの発言を見ると、大半が自己分析やマーケティング、論理的なスキルへの説明など、そのどれもが知性的で自分の考えなどをその業界に全く関係の無い素人にも伝わるような一段階抽象的な言葉で論理的に説明出来ているのを見て、まさにそういった攻(スキル)守(営業力=コミュ力)を兼ね備えてこその立ち位置なのだなと思った。