dis's habits.

習慣としての日記付け。

描くという作業にも老化による身体的衰えはあるみたい(習慣継続46日)

以前、折角の趣味にするなら、老化が進んでも熟練度には影響の無い趣味をやりたいとの事で絵を描き始めたという経緯を日記に綴ったのだが。

 

先日、手塚治虫先生の生前のドキュメンタリー番組を観る機会があって、それを興味全開で観ていたところ、ある場面で手塚先生が「若い頃は本当に綺麗な◯(丸)を描けたんですよ、それが最近は全く書けなくなってきてしまった。」

 

…といっていたエピソードを観て、「絵を描く事にも身体機能の衰えはあるのか!」と少し寂しい気持ちになった。…それを言ったらギターの趣味もか!w

 

でも、よくよく考えてみると手先を動かすって以上、運動神経が関係するんだから、脳の衰えと共に神経の伝達も悪くなるんだろうなと思った。

 

幸い、絵は消しゴムで何度も消しては書き直す事が出来るし、今の時代はデジタルで描く事が主流なので、手が滑って消し過ぎてしまう事も起きづらいと思うので、余り不安視する事も無いとは思うが、純粋に熟練度を高めていきたいと思う自分にとっては出来るだけ綺麗な線を一発で描き続けていきたいなと思っていたので、「そうかあ…。」と、思ってしまった。

 

でも、天野喜孝先生の様な繊細な線で絵を描く紳士なおじさまもいらっしゃるので、単純に手塚先生が当時激務をこなし過ぎていて、老化とは些細な影響とは別に過労により脳の機能が衰えていたという線も捨てきれないかもしれないけれど。

 

老齢の絵描きさんと接する機会があれば、そんな話を交えてみたいと思った。

 

そんな話。